明日は名古屋シティマラソンが開催されますね!
そこで今回はマラソンの起源・発展・日本でマラソンがいつ始まったのかをお伝えしたいと思います!
マラソンの起源とその伝説

マラソンの歴史は、古代ギリシャの伝説に根ざしています。紀元前490年、ペルシャ軍との戦いで、ギリシャのアテネ軍が勝利を収めた後、戦場からアテネ市まで約42.195キロメートルを駆け抜けた兵士フィディピデスが「勝利を告げる」という使命を果たすために走ったと言われています。このエピソードがマラソンの起源とされており、その後、アテネからの帰還を示す象徴的な出来事となりました。
近代マラソンの発展
近代マラソンの起源は、1896年に開催されたアテネオリンピックにまで遡ります。オリンピックの復活を果たしたピエール・ド・クーベルタンが、古代の伝説を基にマラソンを正式な競技として採用しました。この大会では、42.195キロメートルの距離が初めて設定され、以後、この距離が標準となります。
しかし、マラソン競技の発展はオリンピックに留まらず、世界中で広まりました。特にアメリカやヨーロッパでは、20世紀初頭からマラソン大会が盛んに行われるようになり、様々なレベルで参加者が増えていきました。
日本におけるマラソンの普及
日本におけるマラソンの歴史は、20世紀初頭に遡ります。最初のマラソン大会は1917年に東京で開催された「東京マラソン競技会」とされており、これが日本におけるマラソン競技の始まりです。その後、日本では次第にマラソンへの関心が高まり、特に戦後の復興期には、国民的な競技として定着していきました。
1947年には、名古屋で「名古屋国際マラソン」が開催され、1953年には「東京マラソン」がスタートを切りました。この頃から、マラソンは単なる競技としてではなく、国民の健康促進や地域イベントとしても重要な役割を果たし始めました。
日本のマラソン文化の成熟
1960年代から1970年代にかけて、日本は世界的にマラソンが盛んな国となり、多くの著名なマラソン選手が登場しました。特に、1964年の東京オリンピックでは、マラソン競技が注目を集め、日本の選手たちは世界と競り合いながら成績を上げていきました。これにより、日本国内でもマラソンブームが起き、多くの市民が参加するようになりました。
1980年代には「東京マラソン」のような大規模な大会が増え、マラソンは健康志向や自己挑戦の象徴として、特に都市部で根付いていきました。現在では、全国各地でマラソン大会が開催され、一般市民にも広く親しまれています。
現代の日本マラソン
現在、マラソンは日本国内で非常に人気のあるスポーツとなっています。毎年、数多くのマラソン大会が開催され、参加者数も年々増加しています。中でも、東京マラソンは世界的にも有名で、毎年多くの国内外のランナーが集まり、その熱気は街全体に広がります。
また、マラソンは競技としての側面に加え、自己記録更新や健康増進を目的に走る市民ランナーにも人気があります。多くの人々が「完走」を目標にトレーニングを重ね、マラソンを通じて達成感や喜びを感じることができると感じています。
いかがでしたでしょうか?
明日は名古屋シティマラソン開催日であるとともに『宮殿の日』となります。
マラソンで熱くなるのも良いですが、セレブ宮殿もよろしくお願い致します!