手作業で採取した土から、有用な化学物質を作り出す微生物を探す地道な研究に、大きな光が当てられた。ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった大村智(さ とし)北里大特別栄誉教授(80)は、スキーの国体選手、定時制高校の教師と、アカデミズムからは遠い世界を経て研究の道に入った。5日、記者会見で「微 生物の力を借りているだけ」と繰り返した大村さんに、学生らから祝福の拍手がわいた。
といったニュースが昨日飛び込んできました。
まさに偉業としか申し上げようがありません。
インタビューでも「人の役に立つ事をする」といった趣旨の発言をされており、敬服刷るばかりです。
「情けは人のためならず」
「実るほど頭をたれる稲穂かな」
といった言葉を思い出しました。
偉業を成す方ほど、自分より他人を優先し腰が低いのかも知れませんね。
大村氏は定時制高校の教員をやりながら研究の道に興味をひかれ、大学に再入学されたとのこと。
人生何が、どう転ぶかわからないものです。
私も含め皆様も、一度きりの人生、流転の先は見えませんが、ほかの誰かのために出来る事をして、素敵な人生にしたいものですね。