この15年で女性の意識が大きく変わり「性を売る行為のカジュアル化」した感があります。
ブルセラブームがあった2000年台以降、ブルセラで「女」という「性」がお金になる事が大きく注目されて浸透したのもあるかと思います。
また「社会の貧困化」により、女性への求人の絶対数が減ったのも、遠からず理由の一つかと思われます。
「肉食女子」という言葉も流行りましたが、性風俗で働く女性にはその傾向が強いと感じます。
「自分の才能や技術に対して男性客が安くは無いお金をはらってくれる。誰にも頼らすに生きているのだから。私は平均的な女性と比べて勝っている」
という意識も少なからずあるようです。
しかしながら、現在は「供給過多」「デリバリーの乱立」といった状態で、お店全体で1件のお客も無かった…なんて話も…代理店の営業さんから聞くようになってしまいました。
もちろん、お店側の怠慢「女の子を用意すればお客がつく」くらいの意識では、、もうとっくの昔に成り立たない状態です。
お店側の広告媒体への露出、ネットでのSEO対策、そして女性キャストの確保とケア。
どの業界でもそうですが、商品を揃えて漫然と並べているだけで商売が成り立つ時代ではありません。
性を売る女性が増えたからこそ、そこでの差別化や特化といったものが…店のほうに求められる時代になったのではないかと思います。