故郷納税ブーム
ふるさと納税は、地方の人口減少による税収減への対応として、2008年
に国が始めた制度。自分の居住地以外で応援したい自治体に寄付(ふるさと
納税)をすると、寄付額のうち2000円を超える金額は所得税と住民税が控除
される仕組みで(収入により上限あり)、多くの自治体が、寄付者に特産品
などの「お礼の品」を用意しています。
「この情報をもっと世の中に広めれば、地域に貢献できる」と考えたそうです
2012年9月、全国1788自治体のほぼすべてのふるさと納税の「お礼の品」
情報を掲載したポータルサイト「ふるさとチョイス」を開設しました。この
サイトの開設以降、年間100億円に満たなかった全国の自治体へのふるさと
納税の寄付額は、年々倍増。2015年度は、減税対象となる寄付の上限額が
約2倍に引き上げられたこともあり、総務省の統計では4~9月の上半期だけ
で453億円に上り、年間1000億円に達すると予想されています。